世の中の風潮として、1回目で合格した人は偉い、2回目3回目はダメというものがある気がします。
小室圭さんが司法試験を3度目で合格って話を聞いて
「3回も挑戦したら、そら受かるわ」って発言してる人がいて
それは、どの立場で、どの視点でものを言っているのでしょうか?
いろいろと問題をかかえているかもしれないですが、司法試験を合格するのは簡単な話ではないですよ、しかも母国語じゃない試験で。
まぁ、それは今回は置いておきまして。
10回目の試験を受ける根性
1回目の試験で合格した人は、要領がいいと思いますし、頭が良いといっていいんだと思います。
10回目の試験で合格した人は、要領が悪いんでしょうし、頭も1回目で合格した人よりは悪いのかもしれません。
しかし、10回目の試験を受けるまでの苦悩を想像したことがありますか?
試験に落ち続けている自分のことを、どんな風に責めていたでしょうか?
自分は馬鹿だ とか 自分はこの道は向いてないんじゃないかとか
親から援助してもらって、迷惑をかけているんじゃないか
周囲からは、どんな目で見られ、どんな風に噂されていたでしょう?
いい歳して、フリーターやりながら勉強してるみたいよ
それも9回も落ちてるんだから、諦めて仕事に就けばいいのに。
求められる人材はどっち
1回目で合格した優秀な人、10回目で合格した優秀でない人
私なら、10回目で合格した人を採用したいですね。
10回も挑戦する精神力は素晴らしいものだと思いますし。
なにより
自分の価値観をしっかりと持っている人だと思いますから
『自分の生きる意味は、この資格を使って、人のために役立つことだ』
このくらいの信念がないと10回も試験を受けられないです。
私は、そういう人と一緒に働きたいと思います。
一回目で合格した人が、そういう意志がない人であるってことではないですからね、よしなに