疑うという言葉には、ネガティブな意味合いが入っている気がします。
疑うとは、ものごとの真偽を定かにする行為であって、相手のことを否定しているわけではないんですよね。
まぁ疑われる側としては気分が良いものではないですよね。
かといって、相手の言うことを、疑いなく全て信じることが信頼なのかと言われれば疑問ではあります。
対人関係においては、疑わない戦略をとった方が、良い方向につながることが多いとは思います。
大事なのは、自分自身のことで
自分のことを疑っていますか?
自分は、どのような人間ですか?
本当にそうですか?
自分のことを疑ってかかるのは、とても大切なことになってきます。
子供の頃にピーマンが食べられなかったからといって、大人になって嫌いなままということもありませんよね。
一度、自分はピーマンが嫌い人間だと信じ込んでしまったら、大人になっても食わず嫌いしてしまうのです。
疑うことは、否定ではありません。
疑うことは、違う角度から物事をみるためのきっかけです。
地球は平面だったのを疑って、地球が丸いことを突き止めた!こんなことはする必要もありませんが
自分の信じ込んでいることに一度メスをいれる勇気があってもいいかもしれません。
特に好きなことを疑う
疑うなら、自分の好きなことを疑ってみてください。
どうでもいいことを疑って、新しい発見があったとしても、往々にしてどうでもいい結果になります。
好きなことを疑うことは、人生にとって意味があることになる場合が多いです。
自分はゲームが好きだ
本当にゲームが好きなんだろうか?
昔みたいに、みんなとワイワイするのが好きだ。1人でやるゲームは楽しく感じてないかも。
私は説教をするのが好きだ
本当に説教が好きなんだろうか?
本当は、説教は後味が悪くて嫌いなんだけど、他にストレス発散の手段がないから、ついやってしまっている。
私はテレビをみるのが好きだ
本当に好きなんだろうか?
ただ単に、テレビがついていたから見てただけ、一週間テレビなしの生活をしてみたが、テレビが見たいとは一度も思わなかった。
自分は褒められるの好きだ。
本当に好きなんだろうか?
他の人に褒められるのは、そんなに嬉しくないかもしれない。本当は親に構って欲しかっただけだった。
こんなことはいっぱいあります。
他人を疑うのは、時と場合は考えてということになりますが
自分の好きなことは、たまに疑ってみるのも面白いかもしれませんよ