コスパ最強は労働者である
ミカンを100円で仕入れて110円で売ることは難しい。
100万円の機械を導入しても、100万円分の利益をだしたら壊れてしまう。
しかし、労働者は無限に価値を生み出すし壊れない。しかもコストは生活費だけで済む。労働者は再生産費のみで働いてくれる。
再生産費とは、労働者が健康的に明日も働いてくれるのに必要な資本のこと。
ある労働者が100万円の価値を生み出す仕事をしたならば、給与は100万円でなければならない、ところが100万円の価値を生み出したとしても払われる給与は生活費の30万以上にはならず、差額は資本家の元へいく。
100円で仕入れて110円で売れる物はなかなかないが、30万円で仕入れて100万以上の価値を生み出す労働者がコスパ最強の商品である。
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イノベーションは労働者のためではない
イノベーションが起き、いままで人が行っていた仕事を機械がするようになったとき、労働者は楽になるのだろうか?
イノベーションの結果、生産コストが抑えられ、物価が下がる。物価がさがれば必要な再生産費が少なく済むので給与は下がる。
なので、イノベーションが起きても労働者の生活がよくなることはない。
労働者の努力は労働者自らの首を絞めている。
労働者は自由によって縛り付けられている
労働者は自らの資本を持たないので、働かざるおえない。仕事がなくなる恐怖。
労働者は自発的に自らの生産力を売っているので、自負によって働く手を止めることができない。
労働者は自由意志によって働いているので、仕事に責任を感じる。
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