考察

考察:みんなバラバラに休めばいいのにと感じた

なぜ、そう感じたのか?

今歯医者に通っているんですけど、正月診療がない
正月に休むのは当たり前だから、それに文句はないのだけど
みんな一斉に休まなくてもいいのにとは感じた。

バイトのシフト制みたく、土日働く人、月水金で働く人なんかで分けたら年中無休でやっていけるのではないかと思った。

なぜ?バラバラに休まないのか?

本当にバラバラに休んでいないのか?
最近は365日休まず営業というものも増えた気がする。
そうはいっても、年中無休はまだまだ例外で、多くのところが土日祝日休みというルールを守っている。

どこかで決められているから
そういう規則、労基とかも関係しているのかもしれない
わからない

共同体の維持に機能しているから
人々が一斉に休むことで、共同体としての一体感を作りだしている
一緒に休み、一緒に働くことで同じ共同体であることを認識できる
もし、バラバラに休むと、昨日は激務だったのに 「昨日は休みでハワイいってきましたー」とか言って出社されると腹立つものね。
そんなことで不和が生まれるかもしれない
人が社会的な動物であり、本能的に求めてしまう
これが一番重用な理由な気がしてきた。

個人の理由としては弱い
休み固定の社会的理由としては共同体感覚でいいが、個人としての理由としてはなんだろう?
みんなが休んでいるから自分も一緒に休みたいという付和雷同的考えというだけでは不足な気がする。
学校教育の刷り込み 土日は休むものだよ

経済的理由

例えば、工場は休まないといけない
機械のメンテナンスで一斉に機械を止める必要がでてくる。
そして、他の機械や他の工場とも連携して作っていくので、片方の工場が開いていて、片方の工場が稼働しているのは都合が悪い。
ライン作業は同時に動かないと

過去

過去も一斉に休むという文化はあったみた。
その理由は、宗教や農作業のリズムに基づいており。
経済的な観点よりも、共同体としての観点が重要視されていた。

似たものの現状と未来

Amazonのでは、★5の商品よりも★1であってもレビューの多い商品が売れる。
どんなに粗悪な制度や文化であっても、みんなと同じということはそれをヒックリ返すほど価値が高い。

どうなる?どうする?(未来予想)1年後、5年後

若い世代はコミュニケーション能力が高く
趣味や思考は多様化している割に
行動に関しては右にならえとなっている。

一斉に休む、一斉に働くという文化が安心材料になるような世代なので、5年後くらいならそんなに今と変わらないでしょう。

一つの仕事に複数人かけてグループ単位、会社単位が小さくなるような気がする。
自然と共同体意識は少なくなって、人と違う行動がよいと考える人がでてきてもおかしくない。

考察

リズムの共有というのは、思ったより大事なことなのかもしれない。
私はみんな違う日に休んだほうが楽でいいじゃんと感じるタイプだが、リズムの共有は共同体において重要

みんな昨日は働いていたのに、正式な休みであっても昨日は遊びにいったよって話はしづらいものね。
忙しい、忙しくないも日によって違うだろうし、亀裂が入るのは分かる。 

反論

経済的観点では、別々に休んだほうがいい面も多いと思う。
ゴールデンウィークのUSJとか死ぬじゃん

3時間待ちとかって楽しいの?
みんなが休日をずらしたら全員が1時間待ちで乗れるのではないかなと素人考えですが
月曜日から日曜日まで利益が安定しがほうが、経営的にもわかり易くないかなと思う。

物流に関しても渋滞はないほうがいいと思う。
みんなが一斉に休んで道路が渋滞し物流がストップするより、みんながバラバラに休んで渋滞をつくりださないほうがいいのではないか

共同体を意識しなくていい組織、個人経営者等は休みの日はずらしていいのではないか

私の結論(私は今こう考える)

みんなバラバラに休めばいいのにという考えは間違った考えではない。
将来的には取り入れる組織も増えていくに違いない。

ただ、共同体感覚というのは私が思っているより重要かもしれない。
みんなと同じ行動をしてバカだなと思わず、自分が損しても共同体感覚を優先している協調性の高い人、自己犠牲を惜しまない人という認識でいたい。

面白い話

病院とかは休みの日に病気になったら救急を使うしかない。
けれど、病気になんていつなるかわからないし、命に関わる分野なのだから、もう少し考えたほうがいいと思う。

私は胸が急に痛くなって、お姉ちゃんに救急病院に連れて行ってもらったことがある。
冷や汗だらだらの中、痛いを我慢して頑張って診察を受けた。
記憶はまったくない

そして検査の結果は「便秘」だろうということだった。

絶対に違うと断言できるのだが、再発はしてないのでまぁいっかと思おう

医師が患者の痛みを理解していないとはわかっていたが、ここまでとは思わなかった。
痛みの10分の1でも伝わっていたらもっと精密検査したと思う。