雑談

雑談:分からないものは分からない

分からないのに分かったふりをする必要がどこにあるんですかね

分からないことを分からないという、これは恥ずかしいことでもないし、知ったかぶりするよりも相手にとっても自分にとっても有益なはず。

さらには、自分の見識のおよばないところにも分かりませんという。

これができたら、気楽に生きれると思います。

隠れた知ったかぶり

私は知ったかぶりをしないよと思っている人は本当にそうでしょうか?

恋愛相談とかで「相手はあなたのこと好きだろうから、絶対告白したほうがいいよ」とか言ってませんか?

あなたは相手の心理を読むスペシャリストでもなければ、恋愛のスペシャリストでもないでしょう。おそらく

相手が好きなんてこと分からないし、告白したほうがいいなんてことも分からないはずです。

芸能人のスキャンダル、政治問題、人間関係多岐にわたって、意見をいえる見識がありますか? 私たちの意見は基本的に知ったかぶりなのです。

別にこういう会話が駄目!というつもりはありません。恋愛相談されて「分からない」とだけ返答しても楽しくないですからね。
雑談は雑談で楽しみましょう

意見を持つのが当たり前とされる社会

全てのことに自分なりの意見を持てといわれて育ってきたでしょう。

全ての問題にこたえられる人はかっこいいと思うと思います。
さらには、お前の意見はないのか といわれる風土

レポートをだすときは、最後は考察として自分の意見を交えろとされています。
小学生が酸素を水上置換法で抽出する実験をみて、自分の意見なんてあるわけないじゃないですか。
楽しかったですって感想を書くしかないですよ

誰かに意見をもたれているという勘違い

全てのことに意見を持つことが奨励されている社会では
人に対する意見も持ち合わせておくべきという考えに陥ります。

「第一印象はどんな感じでしたか?」
「あの行動をみたとき、あなたはどう思いましたか?」
こういった質問が飛び交ってますよね。

自分が周りの人に意見を持つのが当然だと思っているなら
他人も自分に対しての意見をもって当然だと考えてしまいがちです。

本当のところは、あなたに対して意見もないですし、興味もありません。
5回くらい会って、あぁ、こんな人いたなぁ、と感じるくらいなもんです。

他人が自分に対する意見をもっていると考えるから
周りから、なんて思われるのか怖くて行動できない と繋がります。

結び

すべてのことに意見を持つには、私たちの人生は短すぎます。

自分の意見なんて、大したものではないです。